【ハリポタどれ読む?】
単行本・新装版・文庫版の
違いを徹底比較!

【ハリポタどれ読む?】
単行本・新装版・
文庫版の違いを
徹底比較!

ハリポタ小説を比較!

ハリー・ポッターの小説を読んでみようかな?って思い調べてみると、「新装版」「ペガサス文庫」「静山社文庫」・・・・・・「いろいろありすぎてどれを買ったら良いのか分からない~!」となる方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います・・・。そうなんです。今現在、ハリー・ポッターシリーズの小説には様々な種類(バージョン)があるのです。

そこで、今回はそんな日本のハリー・ポッターシリーズの小説を比較します!どのバージョンを購入したら良いか困っているという方の参考になれば幸いです。

※もちろんどの版を選んでも物語は変わりません!その点はご安心ください。

版の違いを一覧に!

まずは、日本で発売されたハリポタ小説の種類をざっとまとめてみます。以下の9種類があります(これに加えて電子書籍でも読むことができます)。

種類・巻数発行年価格特徴
単行本・オリジナルハードカバー
A5判
全11冊
1999年~27,830円日本で初めて発売されたハリポタシリーズ。分厚くて重たい。イラストはダン・シュレシンジャーさん。
単行本<新装版>ハードカバー
四六判
全11冊
2019年~22,935円上の単行本の新装版で、サイズも小さめに。イラストは佐竹美保さん。
携帯版2003年~絶版
ハリー・ポッター文庫2012年~絶版
ハリー・ポッター文庫<新装版>ソフトカバー
文庫サイズ
全20冊
2022年~15,796円上のハリー・ポッター文庫の新装版で、ルビの少ない大人向けのバージョン。イラストはおとないちあきさん。
ペガサス文庫ソフトカバー
新書サイズ
全20冊
2014年~17,116円文庫よりも大きめサイズ。全ての漢字にルビがある子ども向けバージョン。
ミナリマ版ハードカバー
A5変形判
全7冊予定(現在3冊)
2020年~1冊約5000円~7000円映画シリーズのデザインを担当した「ミナリマ」がデザインした豪華版。
イラスト版ハードカバー
A4変形判
全7冊予定(現在5冊)
2015年~1冊約4000円~9000円ジム・ケイさんのイラストとともに読めるシリーズで、大きめのサイズ。
20周年記念版ハードカバー
四六判
第1巻のみ
2018年2750円20周年を記念して寮カラーをまとった新装版。第1巻のみの発売。

内容と注意点

以上の通り、たくさんのバージョンでハリー・ポッターは発売されています。これでは、どれを買ったら良いの・・・?となってしまいますよね。しかし、どの版を買っても「ストーリーの内容は同じ」です

バージョンによって違うのは、本の大きさや、文字装飾・フォントの種類、ルビ(ふりがな)くらいですので、ストーリを楽しむ分には、どの版も変わりません。

翻訳に修正が入ったために、多少の表現の差異が生じている場合はありますが、内容に大きく関わらないものばかりです。

ただし、全巻発売されていないバージョンがあるため、注意が必要です。「20周年記念版」は本国では全巻発売されていますが、日本では第1巻『賢者の石』のみしか刊行されていません。20周年記念年は過ぎてしまいましたので、今後追加発売されることもないでしょう。

また「イラスト版」と「ミナリマ版」は、現在も新刊を出している途中です。おそらく数年後には完結すると思いますが、現在はまだ未完の状態ですので、こちらも購入する際には注意が必要です。

では、比較していこう!

*単行本(上製版)

日本で1番初めに発売された元祖日本語版ハリー・ポッターですが、最近は書店で見かけることも少なくなってきました。個人的な感想にはなりますが、分厚くてずっしりとした、まさにハリー・ポッターの小説と言った感じでしょうか。

全部で11冊。第4巻からは上・下巻セットで販売されています。表紙と各章の扉絵はダン・シュレシンジャーさんが担当されています。幻想的な雰囲気がとっても美しいですね。

特徴の一つに文字装飾があることが挙げられます。他の小説でお目にかかることは少ないですが、この単行本ハリー・ポッターでは、さまざまなフォントが使用されています。例えば、呪文は太めのポップ体ヴォルデモートやヘビの言葉は不気味なフォントなどなど。さらに作中の新聞記事は枠で囲まれていたり、はんこのようなデザインが施されていたりと、日本語版ならではの文字装飾がたくさんついているので、世界観に没入できる楽しいものとなっています。

(日本語版オリジナルの文字装飾には批判もあるようですが、イギリスの新装版でも文字装飾が施されているため、原書に近いといえるのかもしれません・・・)

ルビ(ふりがな)は一部の漢字に施されています。小学校高学年から習う漢字にはルビが振られているようです。翻訳は現在もほぼ刊行当時のままですが、一部に修正が見られます。

また、スタッフやファンクラブの皆さんが作成されたハリポタ愛溢れる「ふくろう通信号外」がついているのもポイントです。登場人物や魔法用語が多く登場するため、この「ふくろう通信」が読み進める手助けとなること間違いなしです。


*新装版

上記の単行本の新装版です。新たに表紙を手がけたのは佐竹美保さん。数多くの小説の表紙を担当されている佐竹さんならではの神秘的な表紙が個人的には大好きです。各章の扉絵も佐竹さんが描かれており、文庫版にはない「扉絵」も楽しむことができます!(単行本も同じです)

単行本と比べると、分厚くて重いのは変わりませんが、もともとの単行本よりもひと回り小さいサイズになっていて、持ち運びやすくなりました。

こちらも単行本同様に全11巻ですが、単行本ではできない第4巻以降の上・下巻別々での購入ができます。

フォントのバリエーションは豊富ですが、そのほかの文字装飾については、単行本に比べるとおとなしめになっている印象です。また、単行本では各巻ごとに使用されるフォントに差がありましたが、新装版では統一されています。

強調文字については、もともとの単行本では明朝体でしたが、新装版ではゴシック体となっています。強調文字のフォントの違いで結構印象が変わってきますが、好みによるのでなんとも言えないところです・・・・・・。

翻訳については静山社ペガサス文庫(後述)のものに、さらにいくつか修正を加えたような感じです。現在発売されている中では、最も新しい翻訳となっていると思います。

【全世代にオススメ!!!】
分厚いため、普段から携帯して読み進める方にとっては不便かもしれません。ですが、おそらくは想像よりも小さめかと思います。ハリー・ポッターの世界を満喫したい方はぜひ新装版を検討してみてください!

*携帯版

単行本をそのまま小さくしたようなバージョンです。一部翻訳の修正もありました。

現在は既に絶版となっていますので、購入する場合は中古品となるでしょう。

*ハリー・ポッター文庫

普通の文庫サイズで、1番の特徴は「大人向け」に作られたハリー・ポッターであることです。

ルビは一部のみで、文字装飾もなく、持ち運びやすく読みやすいタイプになっています。普通の文庫を想像していただけると、そのままだと思います。

全19巻で、単行本と比べると多少の翻訳修正が行われています。

もともとは表紙も大人向けの暗いスタイリッシュな感じでしたが、2022年には次に紹介する新装版が発売されました。

※こちらの旧版の文庫は既に絶版となっています。


*ハリー・ポッター文庫<新装版>

内容は上のハリー・ポッター文庫そのまま(※)で、文庫サイズの「大人向け」に作られたハリー・ポッターです。表紙がおとないちあきさんによるアニメ風イラストとなって発売されたものです。素敵な表紙がとっても魅力的ですね!表紙だけを見ても満足してしまうようなシリーズです。

※最終巻の死の秘宝については、3冊構成→4冊構成へと変更になっており、全20巻となりました。

各巻の最後に解説がついているのも特徴です。アニメ調の表紙なので子ども向けと思いきや「大人向け」のままです。ルビは一部にしかついていないのでご注意ください!

【高学年~大人にオススメ!!】
通学・通勤中に読むかもしれない!という場合には、このハリー・ポッター文庫がオススメです!中身は普通の文庫ですので、文字装飾は少なく、フォントも比較的読みやすい印象を受けます。

*静山社ペガサス文庫

普通の文庫サイズと比べると、少し大きめの新書サイズで、「子ども向け」に作られたものです。

そのため、ルビは全ての漢字に付けられています。巻数は「ハリー・ポッター文庫<新装版>」と同じく全20巻となっています。

またこちらの文庫版の特徴は、文字装飾が施されているということです。大人向けの「ハリー・ポッター文庫」とは異なり、文庫本でありながら、子どもでも楽しく読み進めることができるタイプとなっています!

また、翻訳についても修正が多く見られます。(といっても、ヴィンディクタス・ヴェリディアン→ビンディクタス・ビリディアン のような物語に大きく関わらないようなものばかりです。)

【持ち運びたい子どもの方にオススメ!】
持ち運びが可能で、ハリポタの世界が楽しめるフォントが使用されているため、オススメです。子ども向けとして発売されているものですのでご注意ください!すべての漢字にルビが振られているのはこのシリーズだけですので、小さなお子様に特にオススメです!

★新装版発売予定★

2024年4月より静山社ペガサス版の新装版が刊行中です!ご購入の際はご注意ください!

*静山社ペガサス文庫<新装版>

-・NEW!・-

2024年の4月より上記の「ペガサス文庫版」の新装版が刊行されています!全巻発売まではもうしばらくかかりそうなので注意が必要です!!

表紙には引き続きダン・シュレシンジャーさんの扉絵が使用されていますね。

内容はペガサス文庫版とほとんど同じで、表紙のみがリニューアルされたと考えてOKだと思います。大きめの新書サイズでルビは全ての漢字に付けられていますし、文字装飾にも変更なさそうです。

*ミナリマ版

ミナリマ」をご存じでしょうか??ミナリマは、映画ハリー・ポッターやファンタスティック・ビーストの製作チームの2人、ミラフォラ・ミナとエドゥアルド・リマを中心とするデザインスタジオです。作中の新聞や家系図、本の表紙や指名手配ポスターなどのグラフィックを担当されました!

「ミナリマ・デザイン版」は、この「ミナリマ」が挿絵・装幀・ブックデザインをすべて手掛けられた豪華アート版です。オールカラーのイラストがふんだんに盛り込まれ、さらに繊細な仕掛けも施されています。映画とはちょっと違った美しいイラストをページをめくる度に楽しみながら、ハリー・ポッターの世界に浸って読むことができるのがこの「ミナリマ版」です。

かなり分厚いので「持ち運び」という点ではオススメできませんが、この美しいデザインはファンの方のコレクションやプレゼントにはピッタリ!!ちょっと豪華なハリー・ポッターを楽しめちゃいます!

※現在第3巻『アズカバンの囚人』まで発売中!

「ミナリマ」はロンドンと(なんと)大阪に店舗を構えています。「ミナリマ版」の小説はもちろん、ミナリマが手掛けられたポスターやポストカードなどが購入できるので、ぜひ訪れてみてください

*イラスト版

「イラスト版」は、ジム・ケイさんによるイラストが満載のバージョンです。絵本とは違って、全ページにイラストがあるわけではなく、内容も省略のない通常のハリー・ポッターシリーズと同様のものなので、かなりの文量になります(分厚いです)。

オールカラーの超豪華版で、多くのページにデザインも施されており、第1巻の『賢者の石』のイラストを完成させるのに2年以上かかったのだとか。

本文は横書きの1ページ2段構成で、サイズは大型本です。ジム・ケイさんの美しいイラストの魅力が詰まった「イラスト版」でハリー・ポッターの世界をより深く味わうことができます!

コレクションやプレゼントにはもちろんオススメですし、小さいお子様なども楽しむことができるシリーズです!

※現在第5巻『不死鳥の騎士団』まで発売中!

*20周年記念版

ハリー・ポッターの20周年を記念して発売されたのがこの「20周年記念版」。ハリーたちが通うホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮「グリフィンドール(赤)」「スリザリン(緑)」「ハッフルパフ(黄)」「レイブンクロー(青)」をモチーフとした装幀のシリーズです(全4種類)。寮のゴースト、卒業生、寮監、寮杯などのその寮にまつわる情報やクイズといった付録がついているのは、このシリーズだけ!

本国では全巻発行されているのですが、日本では第1巻『賢者の石』だけしか発行されていません。ですので、これからハリー・ポッターを読破しよう!と思っている方にはオススメしません。このシリーズでは『賢者の石』しか読めないことにご注意ください。

※在庫はまだあるようですが、20周年記念の新装版ですので、今後入手困難になってくるでしょう。

小説の比較まとめ

本記事は「単行本・新装版・文庫版の違いを徹底比較!」についてでした。

個人的には自分が読んで思い入れのあるオリジナル版の「単行本」をオススメしたいところですが、「新装版」もとてもきれいな装丁で魅力的です。やはり分厚い方が「ハリー・ポッター」という感じがします。漢字の読めない低学年~中学年のお子様には全てにルビを振った「静山社ペガサス文庫」が良いかもしれませんし、通勤通学中にということであれば大人向けの文庫「ハリー・ポッター文庫〈新装版〉」がオススメです。

少しでもお役に立てていれば幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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